視察・Juniores Élite
フットボールマネジメントシンクロの仲井です。
先週4日にラツィオ州のUー19リーグ戦、ユニオーレス・エリート3ゲームの視察に行ってまいりました。
1ゲーム目は当時17歳の私もプレーしていたラツィオ州の名門ヴィーゴル・ペルコンティ。
グループAの首位をぶっちぎりで走るヴィーゴル。
私が2013ー14シーズンは全国2位。14ー15、15ー16シーズンは全国制覇。
私がプレーしていたのは14−15シーズンです。
立ち上がり5分で圧倒的な力の差が見えたので前半途中で別ゲームの視察に行くことに変更しました。
前半20分で移動した別会場でのゲームはトル・トレ・テステ。
ここは数年、フロントが2年単位で入れ替わり低迷気味のチームですが2010年代はヴィーゴルと肩を並べるほどの名門でラツィオ州はこの2強だと言われていたチームです。
最近は徐々に本来の強さが戻りつつあります。
そして3ゲーム目、別会場のサヴィオへ。
ここはヴィーゴル、トル・トレ・テステから漏れた選手をどこよりも先に獲得しチームを作っていく言わば落選組チームです。
落選組というと聞こえが悪いですが選手のハングリー精神は他の2強よりも強く、打倒2強を強く意識している選手が集まるチームで非常にインテンシティーが高いチームです。
この3ゲームで4選手をリストアップすることが出来ました。
この視察で大切なことはゲームレベルよりも「個」に全集中を注ぐことです。
そして私が注目するポイントは主に3つ。
止める・蹴る/インテンシティ/身長 です。
エッチェレンツァでは最後の2つがなければ戦うことが出来ません。
セリエDではこの3つが揃っていなければチャレンジすることも出来ません。
それらを加味した上でエッチェレンツァ数チームにリストアップ選手の報告をします。
若手を見て、追い、数年後を見る。
本当にやりがいのある仕事です。
仲井