トライアウト・セリエD
フットボールマネジメントシンクロの仲井です。
イタリアリーグには"Fuori Quota"といって若手枠というものが存在します。
これは公式戦のピッチ上に3人以上の規定年代選手をプレーさせないといけないというサッカー協会が定めた規定です。
これにより'22-'23シーズンでは'02, '03, '04年代の3選手がピッチでプレーしないといけないというルールが存在します。
こういった協会の規定を活用出来る選手にはより可能性を広げる為に数多くのチームにコンタクトを取ります。
現在イタリアでトライアウト中の前山選手は'03生まれの選手なので'23-'24シーズンまでFuori Quotaとして出場出来る権利があります。
それにより多くのチームから前山選手をチェックしたいというリクエストがありました。
その中から現在元イタリア代表アントニオ・ディ・ナターレ氏が副会長を務めるオルヴィエターナカルチョ(Orvietana Calcio)からのリクエストもあり本日から前山選手のオルヴィエターナカルチョでのトライアウトがスタートします。
やはり流石セリエDと言わんばかり、堂々の環境です。
トライアウト期間も高優遇な内容でホテル、ご飯が全てチーム持ちとなります。
チームは事前に制作した前山選手のプレービデオを確認していたことである程度の見込みが出来ていたのだと思います。
プレービデオや選手データの作成はこういった面でトライアウト期間での優遇を大きく左右します。
引き続き前山選手には頑張ってもらいたいと思います。
仲井